「森林資源の活用とスポーツ交流による新たな魅力づくりプロジェクト」視察研修
展示会名 | 平成28年度 小規模事業者地域力活用新事業全国展開支援事業 「森林資源の活用とスポーツ交流による新たな魅力づくりプロジェクト」視察研修 |
開催日時 | 平成28年10月9日(日曜日)~10月10日(月曜日) |
調査対象先の概要 | 東京都自由が丘女神まつり 市場調査 |
調査事項と調査の経過概要
東京都自由が丘女神まつり
自由が丘は目黒区内で有数の商業地で、「住みたい街ランキング」のベスト3に名前を連ねる常連でもあります。自由が丘で行われる最大のイベントが自由が丘女神まつりです。
1973年に始まった女神まつりは、44回目の開催となる伝統あるイベントで、来場者数は延べ50万人にものぼると言われ、自由が丘商店街振興組合、自由が丘女神まつり実行委員会を中心に、各種団体、商店会が連携し行っています。
駅前にステージを設置しジャズコンサートを開催し各商店街では、工夫を凝らした販売方法で来客者を楽しませています。いくつもの商店街が連携し特徴を出していました。おしゃれな街で、イタリアン料理や肉料理など店頭で販売し、ワインやビールなどの飲み物と多種多様な食べ物を提供し活気がありました。
産業能率大学の学生と連携した取り組みが特徴的で、学生が商店街と連携しイベント企画、運営を主体的に行っていました。若い感性を生かした取り組みで商店街と意見交換を行いまつりを盛り上げていく取り組みはとても参考になりました。学生は、来場者の案内役やごみ処理、アンケート調査などの裏方仕事も行っていました。
ブースでは、地元商店街を中心に店頭で出店するほか、日本各地の特産品の出展ブースもありバラエティに富んだ出店で来場者を楽しませ賑わいを見せていました。
来場者に対し昭和村のことについて質問したところ、知っている人はほとんどいない状況で改めて認知度が低いことを思い知らされました。野菜の生産地であること、こんにゃくの生産量日本一であること、首都圏から2時間圏内であることをアピールし認知度の向上とブランド化を進めていく必要性を感じました。
イベント自体は、規模大きく昭和村での実施については同様のことはできないが、学生と連携し実施することや地域の事業者が協力する体制など参考になることが多くありました。
前回の視察である夜市で見たブースづくりや運営と今回のイベントを参考にし、昭和村に合った交流イベントの開催に向け検討していきたいと思いました。