ニッポン全国鍋グランプリ 視察調査報告
委員会等名 | 全国展開支援事業視察調査 |
開催日時 | 平成29年1月28日(土)10:00~ 29日(日)16:00 |
開催場所 | 埼玉県和光市役所 市民広場「特設会場」 (住所)埼玉県和光市広沢1-5 |
会議等テーマ | (1)ニッポン全国鍋グランプリ 視察調査 |
内容
埼玉県和光市商工会が主催するニッポン全国鍋グランプリ2017を視察しました。
ニッポン全国鍋グランプリは、和光市商工会が主催する鍋イベントで今回が13回目の開催となり、農林水産省や環境省、全国連などが後援しキリン、ヤマキなど大手企業の特別協賛を得て実施され、全国各地から出場し地域の特長を活かした鍋で競われるイベントです。
全国から59チームが参加し、地域の食材を必ず使用することが条件であり地域色の強いナベ料理で地域をアピールしていました。
全国からの出場で同じ食材を使った鍋料理が出て競合するところもありましたが、やはり素材の有名な地域、ブランド化されている地域は強いように感じました。
販売方法もいろいろな工夫が見られ、ゆるキャラを同行させアピールするチームや大型の横断幕により宣伝するチーム、特殊なコスチュームで客引きをするチームなど見ていても楽しくなるような会場でした。
販売価格は最低300円で400円、500円が主流で高いものは600円もする鍋料理でした。容器が決められているので具材によっての金額のばらつきがありました。
環境に配慮した取り組みもみられ、使用される容器はカップ返却テントを設置し投票券と引き換えるという工夫がされていました。また、回収されたカップ等は地域の学生ボランティアが整理し再利用される仕組みでした。
会場には14.7万人を超える来場者がありとても大きなイベントでした。商工会が主催であったが和光市が全面的に協力し地域をあげての大きな大会であることがわかりました。
会場がA ,B会場と2か所に分かれていたが、それぞれにステージを作成し、ご当地アイドルのステージや太鼓や音楽等にぎやかな演出もしており会場を盛り上げていました。
運営も、駐車場係から始まり、会場の案内係、ゴミの担当者、投票所などいろいろな団体の協力を得て運営していました。
鍋の内容も研修になりましたが、会場の配置や運営方法などイベントの実施に関するすべてのことについて研修することができました。