「森林資源の活用とスポーツ交流による新たな魅力づくりプロジェクト」 ニッポン全国物産展視察研修

展示会名 平成28年度 小規模事業者地域力活用新事業全国展開支援事業
「森林資源の活用とスポーツ交流による新たな魅力づくりプロジェクト」
ニッポン全国物産展視察研修
開催日時 平成28年11月25日(土曜日)~11月26日(日曜日)
開催場所 東京都池袋 サンシャインシティ展示ホールA・B
東京都豊島区池袋3-1-1
調査対象先の概要
  1. 各地で開発された特産品の視察調査(商品、デザイン、価格)
  2. 農山村で開発された商品の視察調査(商品、デザイン、価格)
  3. 商工会の支援状況及び役割

調査事項と調査の経過概要

東京池袋で開催されたニッポン全国物産展を視察し出店事業者や商品、サービス、特産品や観光情報について視察調査を実施しました。

全国各地の商工会関係者等300社以上が出展し、地域資源や技術を活用した地域独自の特産品やスイーツ、飲食ブースが出店しておりたくさんのお客様を集めていました。村おこし特産品コンテストも実施されており活気のあるイベントでした。

11月25日(金)

ニッポン全国物産展展示ホールAを中心に視察しました。東北・北海道、関東、中部地区の商工会ブースが配置されておりました。食品関連が多く出品され各地の特産品を展示し地域独自の食文化を活用した商品が多数ありました。更に、現代のニーズに合った少量タイプのものやデザインを工夫したパッケージづくりをしている商品などクオリティーの高いものが目立ちました。

地域の伝統食を活かした商品も多く出店しており、知名度の高いものは人気があるようでした。北海道の海産物、新潟の酒や米、静岡のわさび、各地の銘柄牛などは人気となっていました。

11月26日(土)

展示ホールBを中心に視察しました九州・沖縄、四国、中国、近畿地区の西日本中心のブースとなっていました。地域の伝統的な工芸品も出店しており、刃物や織物、木工品などの出店がありました。食品に比べるとやや集客が弱かったような感じがしました。

おやつランキングコーナーも設置され、一般のブース以上に人気がありました。スィーツのブームもありお客様に人気の出展ブースには行列ができていました。通路を歩くのが大変なほどの入込でどこの出店者も試食を積極的に出し自社の商品をアピールしていました。

おらが自慢のご当地フードコートは全国から30店舗以上ご当地グルメが集合し、どこのブースも長蛇の列となっておりました。用意されたテーブルにいっぱいのお客様で大盛況でした。食は人を引き付けることが実感できました。

全国各地の特産品を一堂に会し展示販売するイベントで大変参考になりました。出展者のこだわりや地域性、商品力などどこも特徴を出していましたが、金額面ではやはり高めの設定のところが多く感じました。その価格を消費者に理解してもらうよう製造工程や商品の説明が重要であると感じました。

漬物や農産物加工品が多く出展されていました。商品の差別化をどのように表現していくかが大きな課題となるように感じました。