全国展開支援事業視察調査

委員会等名 全国展開支援事業視察調査
開催日時 平成29年1月23日(月)13:00~
開催場所 秩父地域おもてなし観光公社
埼玉県埼玉県秩父市野坂町1-16-15
会議等テーマ レンタサイクル事業の実施に係る現地視察調査

内容

今年度実施している森林資源の活用とスポーツによる新たな魅力を発信するために、道の駅を核にしたレンタサイクル事業を検討している。
道の駅周辺の散策に自転車を活用し、滞在時間の拡大により消費喚起を狙うもので新たなサービスにつながるものである。

秩父市でもレンタサイクル事業を実施しており、里山地域であることから、特徴や課題点など参考になると考えている。レンタサイクル事業を実施している「おもてなし観光公社」の担当者である野原氏より取り組み状況について指導を受けました。
おもてなし観光公社は、1市4町が連携し設立しました。広域の観光宣伝を行うための取り組みを実施しており、その一環として平成26年8月からレンタサイクル事業を展開しています。交通機関は、鉄道があるがその後の2次交通に関して問題点が上げられており、その対処策としてレンタサイクルを始めたようです。自転車導入については補助事業を活用し負担はなく始められました。(110台購入)各種貸出業務は各観光協会が窓口になり実施しています。
自転車ステーションは、秩父35台、長瀞30台、あしがくぼ25台、皆野10台、小鹿野5台、両神5台を配備しています。相互乗り入れ、乗り捨てが可能ですが別途料金が必要となります。料金は2時間300円4時間500円8時間1000円で比較的安めの設定と感じました。
問題点は、現在特に感じることは無いようでした。途中の故障や事故などもほとんどないが、たまにパンクなど故障が出ます。提携している自転車屋さんが引き取りに行く仕組みができていました。盗難もなく順調に運営しているとのことでした。
実績として、27年度は770万円の売上がありました。経費は、保険、修理、点検などの経費126万円程度で、残りは公社の収入と観光協会へ委託費として支払っています。

昭和村でも十分実施が可能であると感じました。実験的にでもはじめ運営方法や管理方法など改善しながら実施していけば昭和村の魅力を伝えられると感じました。その後は、森林スポーツエリア全体に広げ相互乗り入れや乗り捨てなどサービスの充実を図っていけると感じました。

2017-06-02T17:19:07+00:00 全国展開支援事業, 調査事業|